キャリアアップの方法

ナースとして働くにあたって、自分のキャリアパスに沿ってキャリアアップしていくのはとても重要なことです。

もちろん勤務先での自分の評価を高めるためでもありますし、自己成長を通じ、患者様にさらに信頼される看護師になるため、また後輩の看護師への指導を行うためでもあります。

そんなキャリアアップの1つの方法は、資格を取ること。とてもわかりやすく、目標としやすい方法ですよね。

でも、せっかく取得した資格でも、病院にとってキャリアと認められて直接昇給へつながる場合とそうでない場合があるんです。

どんな資格があるの?

ナースの仕事と関係のある資格には、ケアマネージャーをはじめ、多種多様の資格があります。助産師や保健師は、その代表的な資格と言えるでしょうか。

また、たとえば、様々な疾患からくる浮腫を軽減させるためにストッキングを使用しますが、ストッキングコーディネーターという資格もあったり、本当にいろいろです。

さらに、フットケア認定指導士や、妊娠中の極端な体重増強をしないため、体力を必要とする出産へ向けて体力づくりを兼ねたマタニティビクス認定インストラクターという資格。

さらには、老健などで行うレクレーションなどに必要なレクレーションインストラクターなど医療と関係のある資格は様々ですよね。

資格を持っている事で転職に有利なこともありますが、あまり有利に働かない資格も多いのが事実です。実際、資格を取っても、日々の業務に追われあまり活用されていないことも多いようです。

そうなると、結局キャリアとして認められるのに一番よいのは、認定看護師や専門看護師と言えるかもしれません。

これを取得するためには家族の協力も必要になってきますし、お金も時間もかかります。認定看護師の勉強をするには、病院側のサポート体制ができているところがよいですよね。

キャリアアップのサポートを活用しましょう

認定看護師の取得には、100万円近くかかることもあります。

その学費負担に加えて、勉強のために一度退職扱いとなってしまえば生活費への影響も出てしまいますから、勉強したいと思っても諦めてしまう人も多いのではないでしょうか?

こうした費用は、大抵は自己負担になってしまいますが、病院によっては、サポートしてくれるところもあるんです!

そういった事情を看護師専門の転職支援サービスに探ってもらうのもいいですよ。

お金に関わることって直接話しにくいですから、コーディネーターに相談しておくとよいかもしれません。金銭面で資格取得をサポートしてくれるところがきっと見つかるはずです。

そのような前向きな看護師は、病院にとっても、のどから手が出るほど欲しいものなんですよ。

資格取得によるキャリアアップを考えている方も、どうか諦めないで、自分のためにも、そして患者様のためにも、ぜひ頑張りましょう!


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