ナースを育てる看護教員になりたい!メリットや必要なキャリアをご紹介

”看護師の育成をすること” それは医療業界にとって重要なことです!

実は私の友人も、看護師として臨床現場で働いたのちに、看護学校の教員になりました。

今、「看護教員になりたい!」という人が非常に多いと聞きます。

でも、看護教員になるためにはどうすればいいのか、ということをご存知でしょうか??

今回は、看護教員について取り上げてみたいと思います。

看護教員になるためには?

看護教員になる条件はいくつかあるようです。

・看護師として臨床経験が5年以上ある。
・看護教員養成講習会の受講する。
・大学で教育分野を専攻する。

私の友人は、臨床経験7年以上ありました。

働いている病院で、実習の看護学生に教育指導をした時に、教える楽しさを知り看護教員になりたいと思ったそうです。

その後、働きながら転職活動をしました。

看護学校に採用されてからは、働きながら通信制の大学で学んだようですね。

看護教員の勤務条件は、日勤のみ(朝8時から18時まで)土日祝日はお休み、給与は大体30万くらいです。

条件だけ見ればいいように思いますが、その分仕事内容は結構大変らしいです。

教えるだけでなく、実習のレポートをみたり、授業の下準備、学生の進路面談、国家試験のための対策など。

なので、終業は18時までと書きましたが、やはり毎日が残業だそうです。

看護学生も大変ですが、教える先生も大変なんですね。

看護教員のメリットとは?

看護教員をしている友人はこのように言っていました。

「大変だけど、やりがいはある!」
「一生懸命教えた学生が、一人前になって現場で働いてくれているのが嬉しい!」

やはりそれが醍醐味のようです。

その他にも、看護教員にはメリットがあると言います。

現場で働いているわけではないから、結婚や育児でブランクがあっても復帰しやすいとも話していました。

たしかに、看護師がブランクで一番気になるのが、手技の問題ですよね。(特に採血や注射…)

しかし、看護教員であればテクニックの衰えの心配がなく、知識と教える能力があればいつでも戻れるのです。

その友人も、結婚した後に出産や育児休暇でブランクがありましたが、再び看護教員として復帰していました。

看護学校は、復職夜勤や遅番がないので不規則な時間ではないですし、ライフスタイルが変わってもずっと続けていける仕事かもしれません。

看護教員の求人ってどこで探せばいい?

看護教員の募集は、看護師の求人と比べて圧倒的に少ないので、ハローワークや求人誌にはなかなか出回らないみたいですね。

私の友人は働きながら、看護師転職サイトに複数登録して、コンサルタントに情報を教えてもらっていたそうですよ。

教育は人を育てる仕事です。

大変さもありますが、やりがいのある素晴らしい仕事です。