こんな転職先は選ぶな!

大きな決断をして転職をする以上、必ず成功させたいと思うものですよね。

でも、ナースとして転職を考え、実際に転職をした人の中で、転職が成功だったと感じているのは全体の3割程度に過ぎないというアンケートのデータがあります。

そのデータによれば、残りのうち3割はどちらともいえない、あと3割が失敗したと感じているということです。

すべての人が転職に満足していないというのは当然ですが、それでも3割もの人が転職に失敗してしまったと感じている原因は何でしょうか。

転職の失敗につながる要因

転職に際して、最もトラブルになりやすいのは、条件や待遇の違いという点です。

多くの方が求人サイトなどを見て応募することになりますが、求人情報の内容と実際に働いた時の条件が全く違っていたというのはよくある話です。

また、面接時に待遇に関しての話し合いもありますが、その際に提示された待遇と、実際に働いた際の待遇が全く違うといった話もあります。

転職をする理由はそれぞれですが、多くの方が、現在の条件よりもいい環境で働くことを目的として転職をしているわけですから、条件自体を反故にされる状態では、転職が成功したと感じることはないでしょう。

また、看護師不足という問題は医療機関だけではなく、現場で働くナースにも大きな負担を強いることになります。

どこの医療機関も慢性的な人材不足に悩まされており、人材不足のしわ寄せは現場で働くナースにふりかかってきます。

そのため、思ったよりずっと仕事がハードで満足に休暇を取ることもできないといったことも、転職に失敗したと感じる原因になります。

失敗を防ぐための方法

こうした状態にならないためにも、転職をする際には、雇用契約などをしっかりと書面で確認し、条件など詳細を書面で残すことが大切です。

しっかりと書面で残しておくことで、後々、言った言わないの水掛け論になるのを予防する事もできます。

逆に書面で残すことを拒否する職場は、そもそも、条件を守る気が全くないと考えて差し支えないでしょう。

また、看護師専門の転職支援サービスを利用すれば、そうした交渉も代わって行なってくれますし、そもそも事前の情報収集の時点で、実際の職場の情報も詳しく入手してくれますので、大変頼りになります。

自分ひとりで何もかも行なおうとせず、そうしたサービスを賢く利用するのが、転職成功の秘訣と言ってもよいかもしれません。