転職支援金って何?

転職に際して最も避けたいのが、一時的であれ収入が激減、あるいはなくなることではないでしょうか。

転職というのは、どこかでいったん退職をして、その後別のところに就職するわけですから、その退職と就職の間の期間で無収入の時期が発生するのが普通です。

当然、収入額は減ることになり、決まった支払いなどがあると少し困ってしまうことにもなります。

そのため、金銭的都合で転職を躊躇しているという方も多く存在します。

そんな方に喜ばれているのが、転職支援金という制度です。

転職支援金とは?

転職支援金と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?

政府や市町村自治体などが行っている支援サービスではなく、民間の転職支援サービスが独自に行っているサービスです。

もっとも、すべての転職サービスが行っているわけではなく、転職支援金をもらうことができる転職サービスは限られます。

この制度により、ある程度の支援金を受け取れることで、金銭的都合で転職を躊躇している方の後押しとなっているという事実があります。

転職支援金をもらうためには、一定の条件を満たす必要があります。転職支援金の支給をしている転職支援サービスを通して転職をすること、そして、その後一定期間の勤務をすることなどです。

ある転職支援サービスでは、転職支援サービスを利用して転職後、最初の月に支援金が支給されるという条件のところもあります。

すべての転職支援サービスが同じ条件で転職支援金を出しているわけではありませんから、支援金があるのか、どういった条件で支援金を受け取ることができるのかということを事前にチェックしておく必要があります。

なぜお金がもらえるの?

転職するだけでお金がもらえるの?と怪訝に思う方も多いかもしれませんね。でも、決して怪しい制度ではありません。

転職支援サービスはそもそも、医療機関との間で契約を交わしており、それは一般的には、求職者を医療機関に紹介し、転職成功に対し一定の報酬を受け取るという契約になっています。

ですから、その報酬の中から転職者に一部を還元されているというシステムになっているのです。

無料で利用できる転職支援サービスが問題なく運営を続けられる理由は、医療機関などの求人側からの成果報酬が収入になっているからです。

つまり、こういう図式です。

(1)求人側はよい人材を確保できる。
(2)転職支援サービスは報酬を受け取ることができる。
(3)転職者は、よい転職をし、支援金を受け取ることもできる。

このように相互がwin-winの関係で成り立っているわけですので、怪しむことなく遠慮なく支援金を受け取ってください。

転職支援金のある転職支援サービス(例:「看護プロ」 「看護のお仕事」)を選ぶというのも、1つの選び方だと言えるでしょう。